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Vリーグ天皇杯黒鷲旗その他
 

2009/10V・プレミアリーグ
レギュラーラウンド
2月7日(日)
15:00 呉市総合体育館(オークアリーナ) 広島県呉市広大新開1-7-1

豊田合成トレフェルサ
2 12 - 25
25 - 21
15 - 25
27 - 25
23 - 25
3
JTサンダーズ

レフト:?橋和、盛重(1,2,3set)、井上(4,5set)
オポジット:アンジェルコ
センター:北川、丸山
セッター:重村(1set)、?橋幸(2,3,4,5set)
リベロ:古賀

今日は、JTサンダーズとの対戦となった。
昨日の戦績でご紹介した、高松がなんと今日はベンチ入りを果たした。高松の加入は、陽気な外国人選手が増えたのと同じようなものだ。
しかし、第1セットは12-25でセットを失った。なぜこのような結果になるのか、しっかりと反省し改善しなければトレフェルサの目指す「妥協なき勝利」はない。
第2セット、一番輝きを放ったのは古賀だ。8-7の場面でスーパーレシーブ、それを?橋和がきっちりと決める。19-16の場面でもスーパーレシーブ、それを今度はアンジェルコが豪快に決める。流れをつかんだトレフェルサは25-21でセットを取った。
また、このセット内定選手の「近」がVリーグデビューを果たした。近裕崇(こんひろたか)「近」と表記すると中国人と勘違いされる方もおられるかもしれませんが、新潟生まれ新潟育ちでお米が大好きな日本人です。高松のインパクトが強いだけに陰に隠れているが、何を隠そう近は天皇杯でトレフェルサを破ったメンバーの1人。切れのあるクイック、第二の北川という噂もあるブロック力。今回はワンポイントブロックでの出場となり衝撃的なデビューとは行かなかったが今後に期待だ。
第3セットは、序盤から4連続失点、中盤で悪い流れを変えるべく松田監督は、重村と井上を投入する。しかし悪い流れを止めることはできず相手の決定が上回り15-25でセットを失った。
第4セット、チームを救ったのはやはりアンジェルコ。24-25と絶体絶命のピンチから3連続で強烈なバックアタックを決めこのセットを27-25で取った。
アンジェルコの頑張りを必ず勝利につなげたいトレフェルサは、第5セットに挑んだ。
先にリードしたのはJTだ。しかし、トレフェルサはこれで終わらなかった。終始アンジェルコを中心に得点を重ね10-7と逆転に成功した。その後、こちらのミスもあり得点は12-12。
この場面で北川が通算799本目となるブロックを決め会場を沸かせた。Vリーグ(男子)の通算ブロック決定本数ではすでに歴代トップに立っているが大台の800本となればメディアの注目も集まる。まるでバレーボール界のイチローといったところでしょうか。そういえば同じ愛工大名電高校の出身でした。
試合の方は、勢いに乗ったトレフェルサが井上のサービスエースでマッチポイントを取った。しかし、ここからが悪夢の始まりであった。相手に3連続得点を許し逆転されると、この後トレフェルサの選手4人が打つサーブ全てがサーブミス。結果最終的には23-25でセットを失い、セットカウント2-3で大接戦に敗れた。試合前に選手が拝んでいる大仏のようなマネージャーはベンチにいたが、バレーボールの神様は相手に微笑んだ。
試合後、いつも全国各地へ応援に駆け付けて下さるファンの方の目には涙が浮かんでいた。
トレフェルサの選手・スタッフ・応援団、全員が4連敗しているこの2週間を全力で過ごしてきました。一日でも早くみんなで笑顔になれるようにこれからも頑張っていきたいと思います。温かいご声援を宜しくお願いいたします。

次週は、東京体育館に男子8チームが集う大会となる。今シーズンを振り返ってみれば大阪での2連敗のあと、東京体育館での東海大学戦をきっかけに、その後の8連勝であった。もう一度、東京体育館からリスタートです。トレフェルサの歴史を紐解けば東京体育館での勝率は他の会場に比べダントツに高い。
バレーボールの神様がトレフェルサに微笑んでくれることを信じて広島県呉市を後にします。