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Vリーグ天皇杯黒鷲旗その他
 

2009/10V・プレミアリーグ
ファイナルラウンド
4月2日(金)
16:00 有明コロシアム 東京都江東区有明2-2-22

豊田合成トレフェルサ
1 25 - 23
22 - 25
15 - 25
22 - 25
3
パナソニックパンサーズ

レフト:高橋和、井上
オポジット:アンジェルコ
センター:北川、川浦(1,2,3set)、丸山(4set)
セッター:高橋幸
リベロ:古賀

Vリーグの歴史を変えるべくトレフェルサは、有明コロシアムに乗り込んだ。
レギュラーラウンドを1位で通過したパナソニックに対し、トレフェルサは、レギュラーラウンド最後の4LEGを1位で通過してのセミファイナルラウンドである。

第1セット、レギュラーラウンドの勢いそのままにトレフェルサが先手を取る。北川が記録と記憶に残る気迫のブロックを決め、川浦がサービスエースを決める等4連続得点を挙げた。その後、相手の強力な攻撃がトレフェルサを襲う。8-8と同点の場面で、川浦がクイックを決め、アンジェルコがブロックとスパイクを決め3連続得点。常にトレフェルサが一歩リードする形で試合が進んでいく。16-13では、古賀のスーパーレシーブから井上がスパイクを決める。勢いの止まらないトレフェルサは、終盤で相手に3連続得点を許してしまうが25-23で創部初となるセミファイナルラウンドでセットを取った。
第2セット、トレフェルサの勢いは止まらない。井上のブロック、川浦のサービスエース、アンジェルコのブロック等で4連続得点、更に、北川のクイック、川浦のブロック、川浦のクイックで3連続得点を挙げ得手は10-5と大きくリードした。その後も、相手に詰められる場面があるものの16-11とリードを保つ。しかし、終盤でジワリジワリと相手が点差をつめてくる。トレフェルサは、あと一歩が出ず22-25でセットを失った。
第3セット、集中力が切れてしまったのか序盤で相手に圧倒されてしまう。終盤でアンジェルコに変え福島、高橋幸に変え重村を起用し粘りを見せるものの15-25でセットを失った。
第4セット、互いに一歩も譲らず一進一退のまま20-20をむかえた。ここからが勝負というところでリズムをつかみ取ることができない。相手に3連続得点を許してしまう。高橋和がスパイク、丸山がクイックを決め粘るものの相手の決定が上回り22-25でセットを失い、結果セットカウント1-3で敗れた。
しかし、このセミファイナルラウンド、Vリーグの歴史を紐解いてみよう。過去3大会セミファイナルラウンドで初戦を落としたチームが決勝戦に進んだ確率は5割。つまり、トレフェルサが決勝戦に進む可能性は十分にある。明日は、「燃える鉄人」堺ブレーザーズとの対戦となる。トレフェルサは、鉄人を攻略し決勝戦への歯車を作ることはできるのか!?
トレフェルサは、「妥協なき勝利」を狙う。