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Vリーグ天皇杯黒鷲旗その他
 

2009/10V・プレミアリーグ
ファイナルラウンド
4月3日(土)
16:00 有明コロシアム 東京都江東区有明2-2-22

豊田合成トレフェルサ
3 23 - 25
28 - 26
21 - 25
28 - 26
15 - 8
2
堺ブレイザーズ

レフト:高橋和、井上(1,5set)、盛重(2,3,4set)
オポジット:アンジェルコ
センター:北川、川浦
セッター:高橋幸
リベロ:古賀

新たな歴史が動き始めた。
第1セット、序盤で相手にリードを許してしまうが、高橋幸のツーアタックをきっかけにトレフェルサがリズムをつかみ4連続得点を挙げ8-8と同点にした。しかし、その後5連続得点を許しリードを許してしまう。このまま引き下がれないトレフェルサは、井上に変えケガから復帰したミスタートレフェルサ盛重を投入。盛重がコートに立つだけで会場からは大声援。流れが一変した。ジワリジワリと点差をつめていくトレフェルサ。終盤では、川浦、アンジェルコのブロックで3連続得点を挙げるものの最後は、相手の決定が上回り23-25でセットを失ってしまう。
第2セット、互いに取っては取られるシーソーゲームとなった。最初に抜け出したのはトレフェルサ。アンジェルコがバックアタック、北川がブロックを決める等3連続得点を挙げ14-12とした。その後もリズムをつかみ得点を重ねていく。しかし、19-16からは相手の攻撃を止めきれず4連続得点を許してしまう。そして、試合はジュースにもつれ込んだ。25-26で会場を沸かせたのは高橋幸だ。相手のスパイクをドンピシャブロック!トレフェルサ自慢のブロックでプレッシャーを与え相手のスパイクミスを誘った。結果、28-26でセットを取った。
第3セット、又してもトレフェルサは序盤を制することができない。1-5とリードを許してしまう。トレフェルサの攻撃陣が得点を重ねていくものの序盤での失点がひびき21-25でセットを失った。
第4セット、後のないトレフェルサを救ったのは川浦だ。川浦の高さのあるクイック、ブロック、そしてサーブが次々に決まり「川浦ショータイム」が始まった。17-20とリードされた場面では、川浦のブロックから3連続得点を挙げ、相手はたまらずタイムアウト。タイムが明け、サーブを打つのは川浦。サービスエースを決めると、相手は続けてタイムアウト。その後、相手に3連続得点を許し逆転されてしまい本当に後ななくなったトレフェルサであったが井上がバックアタックを決めると、続けて見せてくれたのは高橋和だ。小柄な高橋和が相手外国人選手のスパイクをブロック決定。これで得点は26-25。相手に1点を返され26-26と同点にされるが、アンジェルコがバックアタック決定。最後は、やっぱり川浦。相手外国人選手のスパイクをブロック決定。この大接戦を28-26で取った。
勝負の第5セット、「川浦ショータイム」は終わらない。序盤、相手に3連続得点を許し3-5とリードされてしまうが、川浦のブロック決定を含め5連続得点を挙げ逆転に成功。更に、高橋和のスパイク、高橋幸のスパイク等で4連続得点を挙げ12-7。更に、川浦のブロック、最後はアンジェルコにボールを集め15-8でセットを取った。
結果セットカウント3-2で創部初となるセミファイナルラウンドでの勝利を挙げた。
セミファイナルラウンド最後の対戦相手は、東レアローズ。明日、あなたは歴史の目撃者となる。

今日のヒーローインタビューは、川浦選手でした。