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Vリーグ天皇杯黒鷲旗その他
 

2009/10V・プレミアリーグ
ファイナルラウンド
4月11日(日)
11:00 東京体育館 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-17-1

豊田合成トレフェルサ
0 19 - 25
15 - 25
17 - 25
3
東レアローズ

レフト:高橋和(1,2set)、井上、盛重(3set)
オポジット:アンジェルコ
センター:北川、川浦(1set)、丸山(2,3set)
セッター:高橋幸
リベロ:古賀(1,2set)、森(3set)

前夜のミーティング、キャプテンの森は「明日は北川さんに最高の花道をプレゼントしよう」そんな一言でミーティングを締めくくった。
今日の試合は「チームは北川のために、北川はチームのために」チームが全力で戦った1戦であった。しかし、今のトレフェルサにとって東レアローズの壁は高かった。
第1セット、序盤から相手にリードを許してしまう展開となる。中盤では、北川の頑張りもあり粘りを見せるものの終盤で再びリードを許してしまい19-25でセットを失った。
第2セット、リズムを取り戻すことのできないトレフェルサは、又しても序盤でリードを許してしまった。高橋和に変えて盛重を投入。中盤で粘りを見せるものの第1セット同様に終盤でリードを許してしまい15-25でセットを失った。
第3セットは、古賀に変え森を投入、盛重に変え岡本を投入した。どうしても勝ちたいという想いから序盤トレフェルサがリードする。しかし、相手の巧みなサーブ&ブロックによって追いつかれてしまう。勢いのある相手を止めることができず中盤で逆転を許してしまい。そのまま17-25で敗れた。
結果、セットカウント0-3で敗れ2009/10シーズンを第4位で終えた。

試合後、東京体育館に詰めかけた大観衆が見守る中、北川がセンターコートで宙に舞った。その後、チームメイトから花束とユニフォームが入った額縁が手渡された。そして、応援団から北川にエールがあり会場中から大きな拍手が送られた。
これまで、北川のブロックがどれほどチームを勝利に導いただろうか。相手のセッターの癖を映像で研究し、実践し、見直す。この地道なサイクルがブロックの天才たる所以に違いない。残された若き選手たちも必ずその背中を追い続けていくだろう。
鳴りやまない感謝の声援の中、努力の天才が一人コートを後にした。

北川さん 本当にありがとうございました。


また、北川選手がVリーグ特別表彰とベスト6を受賞しました。