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Vリーグ天皇杯黒鷲旗その他
 

2010/11V・プレミアリーグ
レギュラーラウンド
2月26日(土)
14:00 小牧市スポーツ公園総合体育館(パークアリーナ小牧) 愛知県小牧市大字間々原新田737

豊田合成トレフェルサ
1 20 - 25
23 - 25
25 - 21
29 - 31
3
サントリーサンバーズ

レフト:高橋和、井上(1set)、盛重(2,3,4set)
センター:幡司、川浦(1,2set)、近(3,4set)
オポジット:アンジェルコ
セッター:内山(1set)、高橋幸(2,3,4set)
リベロ:古賀

今週はトレフェルサのホームである愛知県小牧市での試合。ホームゲームでの試合と言う事で、会場の雰囲気も選手の気合も最高潮!このホームの力で2連勝といきたいところ。

第1セットは序盤からサントリーに大きくリードを許す。自チームのミスも響き5-10とされたところでレフト盛重を投入する。それでもなかなか流れを掴めないトレフェルサだが、終盤に入ると徐々に良い攻撃が増え始める。追い上げはしたものの序盤の失点が響き20-25で第1セットを落としてしまう。

第2セットは第1セット途中出場の盛重と高橋幸をそのままスタートで起用する。最初こそリードを奪われたものの、高橋和、アンジェルコのスパイクで盛り返し、互角の展開になる。途中2枚替えで出場した松永が自身のスパイクポイントなどでチームを盛りあげるが、サントリーも現在リーグ2位の意地なのかなかなか同点を許さない。20-21と1点ビハインドのまま終盤へと突入する。しかしそこから3連続失点で20-24とセットポイントにされると、その後の健闘も空しく23-25で落としてしまった。

後がなくなったトレフェルサだが、ホームに駆け付けたたくさんのファンの声援が選手を奮い立たせる。サントリーの猛攻をチーム全員で凌ぎ、8-8の同点から盛重、高橋和がスパイクを連続で決め、11-8と大きくリード。その後も攻撃の手を緩めず17-13とするが、そこからサントリーが追い上げを見せ17-16と1点差に迫る。しかし今度はトレフェルサが同点を許さない。アンジェルコ、幡司の連続ブロックで逆に点差を広げ、25-21でセットを奪った。

これで一気に波に乗ったトレフェルサ。第4セットはアンジェルコ、幡司の活躍で8-3と大きくリードする。この大量リードが逆に選手にとってはプレッシャーになってしまったか。このあとジワジワと追い上げられ、19-17と2点リードから一転、まさかの4連続失点で19-21とリードを奪われてしまう。だが、そう簡単には諦められないトレフェルサはスーパーエース・アンジェルコが会場中全員が声を上げるようなすさまじいサーブで2連続サービスエースを奪うと、勝負はデュースに突入する。なんとかこのセットをとって最終セットまで持ち込みたいトレフェルサ。両チームの応援団が声を枯らして必死に応援し続ける。一瞬たりとも気を抜けない緊張感が張り詰める攻防の中、サントリーの途中出場、米山選手のスパイクが無情にもトレフェルサのコートに次々と叩き込まれる。必死に粘るトレフェルサだったが、最後は力尽き29-31で敗れた。

激闘をものにすることはできなかったが、今日の息詰まる大接戦にホームのファンの拍手がなりやまなかった。明日の試合では必ず選手たちがファンの期待に応えてくれるはずだ。