豊田合成トレフェルサ

連勝中で迎えた第12戦。対戦相手は現在首位のＪＴサンダーズ。ついに1位、2位の直接対決となりました。
しかし、その大一番に大黒柱のイゴールを欠いて戦うことになりました。そして、その代役に抜擢されたのは今シーズン内定選手として登録され、3日前にチームに合流したばかりの山田脩造。いきなりデビュー戦となりました。
第１セットは近・山田がスパイクを決め、そして相手のスパイクをブロックとディグで防ぐというトレフェルサの良い形がいきなり出ます。イゴール不在を感じさせないスタートとなりますが、ＪＴも首位を走るその実力を徐々に見せ始めます。ヴィソットに連続でサービスエースを奪われると、そのまま終盤まで一進一退となります。終盤、山田のサービスエースで一歩リードしたかと思うと、岡本が相手のブロックにつかまり２３−２５と接戦を落としてしまいました。
第２セットもスタートはトレフェルサがリードするものの、ＪＴのヴィソット、越川、八子といった強力なサーブに崩され、なかなかチャンスを作れません。逆にトレフェルサはサーブミスに崩され２２−２５と後がなくなります。
なんとか盛り返したい第３セットには高松を投入します。山田もこの日がデビューとは思えない程の好プレーでチームを盛り上げますが、要所でＪＴのブロックに阻まれてしまい２０−２５とストレートでの敗戦となってしまいました。
首位のＪＴにストレートで敗れ、これでポイントは7点差となってしまいました。連勝もストップしてしまいましたが、しかし、山田・傳田というルーキー2人の活躍も垣間見れ、この先の戦いに期待感も高まる一戦となってのではないでしょうか。
ご声援ありがとうございました。