豊田合成トレフェルサ

レギュラーラウンドを3位で終え、優勝という目標に向けて今週から舞台はファイナル６へと移りました。そしてその大事なプレーオフの初戦、いきなりレギュラーラウンド1位のＪＴサンダーズとの対戦となりました。この初戦を勝利できれば波に乗れる可能性は大いにありますが、想像を絶する大接戦となりました。
第１セットは序盤からイゴールの活躍によりリードしますが、しかし中盤以降は互いに素晴らしい集中力でサイドアウトを繰り返し、トレフェルサの２点リードを保ったまま２４−２２とセットポイントを迎えます。このまま逃げ切れるかと思いましたが、ＪＴの越川選手の連続サーブポイントによりデュースにもちこまれました。デュースに入ってもトレフェルサの選手の気持ちは切れることはなく、最後は固いディフェンスから相手のミスを誘い２８−２６と先取しました。
その後１セットずつを互いに獲りセットカウント２−１で第４セットへと突入します。第４セットは序盤からシーソーゲームとなりますが、終盤でＪＴのサーブに崩されてしまいＪＴのリードへと変わります。しかし、イゴールがブロックでチームのピンチを救うとまたしてもデュースとなりました。デュースに入ってからはトレフェルサのサーブが思うように決まらず２８−３０でフルセットに持ち込まれてしまいました。
第５セットも互いに意地を見せ、一歩も譲りません。応援団の声援も大きくチームを後押ししますが、最後はＪＴの気持ちが僅かに勝り１５−１７と敗れてしまいました。
大接戦の末、敗れてしまうという結末となりましたが、1位のＪＴから1ポイントを奪うというプラスの面もありました。残り4試合、トレフェルサの挑戦はまだまだこれからです！本日は本当に力強い、大きな声援を送っていただき、ありがとうございました！