豊田合成トレフェルサ

ファイナル６の第２戦、開催地の広島を拠点とするＪＴサンダーズとの対戦となりました。会場はＪＴのメインカラー・緑で統一され、アウェイの雰囲気で試合が開始しました。
　第１セットは序盤からＪＴのサーブで崩され、リードされます。一時は３−１１と８点差をつけられる展開となりますが、そこから白岩・イゴールを中心に２０−２０と同点まで追い上げますが、そこから逆転にはいたらず２１−２５と先制されてしまいました。第２セットもやはり序盤に失点してしまい、中盤以降は立て直すものの序盤での失点が響き２２−２５と取られます。２セットを失い後がなくなってしまいました。しかし、そう簡単に勝利を譲るわけにはいきません。広島ではＪＴの応援団が圧倒的に多いですが、それでもトレフェルサのために会場に足を運び声援を送ってくださる方はたくさんいらっしゃいます。その応援団の声援に応えるために、足掻き続けました。第３セットも１点を争うシーソーゲームとなりましたが、近のサービスエースで先行したままデュースに突入します。最後もイゴールのサービスエースで第３セットを２８−２６で奪いました。第４セットはトレフェルサの勢いが相手を上回り、内山のトスワークも冴え、アタッカー陣が着実に得点を重ねます。２５−１７と第４セットを取ると、勝負はフルセットに突入します。第５セットもイゴールを中心に攻め続け、流れが相手に行きそうな場面では古賀がしっかりと守りきります。最後はイゴールが強烈なサーブで相手を崩し、そのまま自らバックアタックを決めて１５−９と勝利しました。
苦しみながらも、試合の中で修正してフルセットの激闘を勝ち抜きました。まだ見ぬ優勝に向けてトレフェルサの揺るがない信念のようなものを見せてくれた試合となりました。まだまだ戦いは続きますが、実に１ヶ月ぶりとなる土日２連勝という結果でチームに勢いが生まれました！
ご声援ありがとうございました。