2015/16シーズン
- ファイナル6
- 2月27日(土)
- 15:00
- 大阪市中央体育館
- AWAY
- 豊田合成トレフェルサ
2 | 25-21 19-25 23-25 25-22 11-15 |
3 |
- HOME
- 東レアローズ
スターティングメンバー ※()内は交代選手です。
- サイド
- 星野・鈴木
- オポジット
- ジョルジェフ
- センター
- 富松・李
- セッター
- 藤井
- リベロ
- 井出
総評
ファイナル6もいよいよ最終戦を迎えました。レギュラーラウンドでも苦しめられた東レアローズとの対戦となります。ここまでお互い全勝ということで、好調をキープしています。試合が始まる前の時点ではトレフェルサが16ポイント、東レが15ポイント。ポイントが並んだ場合はレギュラーラウンドの順位が上のチームがそのまま上位になるというルールから、トレフェルサとしては2セットさえ取れば勝敗に関わらず1位通過が決まるということになります。若干有利に感じる条件ですが、1位通過を狙っているのは東レも同じ。お互いにとって絶対に落とせない試合となりました。
第1セット、スタートからイニシアチブを握ったのは東レでした。強烈なサーブで崩され、攻撃を限定されたトレフェルサは思うように攻められずに0−4とビハインドを背負ってしまいます。ここでやむを得ずタイムアウトを要求したアンデッシュ監督。ファイナル進出を目前にして、これまでに感じたことのないプレッシャーが選手の動きを鈍らせたのでしょうか。しかし、このタイムアウトが明けてからはいつもの安定感が戻り、サイドアウトを繰り返します。点差は広がりませんが、縮めることもできずに中盤に突入します。中盤にイゴール、傳田、近のスパイクと東レに負けない粘り強いディフェンスでジワジワと追い上げ、ついに逆転に成功します。リードを奪った後は、そのまま攻撃の手を緩めることなく25−21と東レを振り切りました。第1セットを終えて、トレフェルサは1位通過に王手、東レはもう1セットも落とせないという状況となりました。ここから東レの逆襲は始まります。2セット目以降、トレフェルサの攻撃をことごとく拾い、多彩なコンビで得点を重ねる東レ。トレフェルサは高松・白岩の両スパイカーがディフェンスで封じられ、どうしてもイゴールに打数が偏ってしまいます。イゴールがもの凄いスパイクを放っても、なかなか決まりません。良い場面も作りますが、東レのディフェンスを上回ることはできず、第2セット・第3セットを連取されました。そしていよいよ第4セットに結果は委ねられます。このセットを取った方が、ファイナル6を1位通過し、ファイナルへの切符を手に入れます。互いの応援団からも力を込めた声援が届く中、先にリードを奪ったのはトレフェルサでした。流れを呼び寄せたのはやはりイゴールのサーブです。イゴールのサーブポイントはただの1点でなく、コート上の選手、そして応援団にも勇気を与えてくれました。ここから古賀のレシーブや内山のブロックなどディフェンス面でも優位に立ったトレフェルサがリードを広げます。そして調子が上がらない高松に代わって入った山田もしっかりと役割を果たします。しかし、東レも諦めません。ジョルジェフ、星野のスパイクを立て続けに決められ、21−20と1点差まで迫られました。しかし、タイムアウトで気持ちを落ち着けたトレフェルサが気力を振り絞ってもう一度リードを広げます。そして、イゴールが最後の1点を渾身のスパイクでもぎ取り、歓喜の瞬間を迎えました。試合の勝敗は第5セット次第となりますが、その前にこの試合の最大にして唯一の目標であった「2セットを取る」ことが達成でき、トレフェルサ史上初のVリーグファイナルへの切符を手にしました!コート上では選手たちが抱き合い、応援席でも皆がハイタッチする光景が見えます。その後、第5セットは若手にも出場機会を与えますが、東レの意地に押され11−15と敗れました。試合に敗れたことは決して良いことではありませんが、それ以上にファイナル進出を喜び、試合後の選手たちには笑顔が溢れていました。
創部56年にして初めてファイナルに進出することが決定しました。昨季はファイナル3に回り、あと一歩という所でファイナルを逃しました。悔しい思いをしながらも、「次に生かそう」と全員でファイナルを見学に行きました。あれから1年、今季は最後まで優勝を争う権利を手にしました。昨季の悔しさは忘れていません。チームはもちろん、社員の皆様、ファンの皆様、全員で優勝を掴み取りに行きましょう!
3月13日(日)、東京体育館で皆様をお待ちしています!!
第1セット、スタートからイニシアチブを握ったのは東レでした。強烈なサーブで崩され、攻撃を限定されたトレフェルサは思うように攻められずに0−4とビハインドを背負ってしまいます。ここでやむを得ずタイムアウトを要求したアンデッシュ監督。ファイナル進出を目前にして、これまでに感じたことのないプレッシャーが選手の動きを鈍らせたのでしょうか。しかし、このタイムアウトが明けてからはいつもの安定感が戻り、サイドアウトを繰り返します。点差は広がりませんが、縮めることもできずに中盤に突入します。中盤にイゴール、傳田、近のスパイクと東レに負けない粘り強いディフェンスでジワジワと追い上げ、ついに逆転に成功します。リードを奪った後は、そのまま攻撃の手を緩めることなく25−21と東レを振り切りました。第1セットを終えて、トレフェルサは1位通過に王手、東レはもう1セットも落とせないという状況となりました。ここから東レの逆襲は始まります。2セット目以降、トレフェルサの攻撃をことごとく拾い、多彩なコンビで得点を重ねる東レ。トレフェルサは高松・白岩の両スパイカーがディフェンスで封じられ、どうしてもイゴールに打数が偏ってしまいます。イゴールがもの凄いスパイクを放っても、なかなか決まりません。良い場面も作りますが、東レのディフェンスを上回ることはできず、第2セット・第3セットを連取されました。そしていよいよ第4セットに結果は委ねられます。このセットを取った方が、ファイナル6を1位通過し、ファイナルへの切符を手に入れます。互いの応援団からも力を込めた声援が届く中、先にリードを奪ったのはトレフェルサでした。流れを呼び寄せたのはやはりイゴールのサーブです。イゴールのサーブポイントはただの1点でなく、コート上の選手、そして応援団にも勇気を与えてくれました。ここから古賀のレシーブや内山のブロックなどディフェンス面でも優位に立ったトレフェルサがリードを広げます。そして調子が上がらない高松に代わって入った山田もしっかりと役割を果たします。しかし、東レも諦めません。ジョルジェフ、星野のスパイクを立て続けに決められ、21−20と1点差まで迫られました。しかし、タイムアウトで気持ちを落ち着けたトレフェルサが気力を振り絞ってもう一度リードを広げます。そして、イゴールが最後の1点を渾身のスパイクでもぎ取り、歓喜の瞬間を迎えました。試合の勝敗は第5セット次第となりますが、その前にこの試合の最大にして唯一の目標であった「2セットを取る」ことが達成でき、トレフェルサ史上初のVリーグファイナルへの切符を手にしました!コート上では選手たちが抱き合い、応援席でも皆がハイタッチする光景が見えます。その後、第5セットは若手にも出場機会を与えますが、東レの意地に押され11−15と敗れました。試合に敗れたことは決して良いことではありませんが、それ以上にファイナル進出を喜び、試合後の選手たちには笑顔が溢れていました。
創部56年にして初めてファイナルに進出することが決定しました。昨季はファイナル3に回り、あと一歩という所でファイナルを逃しました。悔しい思いをしながらも、「次に生かそう」と全員でファイナルを見学に行きました。あれから1年、今季は最後まで優勝を争う権利を手にしました。昨季の悔しさは忘れていません。チームはもちろん、社員の皆様、ファンの皆様、全員で優勝を掴み取りに行きましょう!
3月13日(日)、東京体育館で皆様をお待ちしています!!